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東京第2回10日目 11R

オークス             

開催日:2024-05-19
条件:サラ系3歳オープン(G1)
距離:芝2400m

<展望>
今週末は牝馬クラシック第2弾・オークス。樫の女王の座を目指し、今年も素質馬が多数エントリー。主役は桜花賞馬ステレンボッシュ。前走はモレイラ騎手の巧みな騎乗で、2歳女王のアスコリピチェーノを完封。昨年暮れの阪神JFの雪辱を果たした。今回はモレイラ騎手が不在で乗り替わりとなるが、その代役を務めるのが関東リーディングの戸崎騎手なら心配は無用だろう。父エピファネイアは現役時代に菊花賞、ジャパンCを制しており、距離延長に不安もない。2冠奪取へ視界は良好だ。逆転があるとするならば、別路線の新興勢力。その中でも、フローラS勝ち馬のアドマイヤベルは手強い存在になりそうだ。デビューから一貫して左回りの1800m以上を使っているように、当初よりオークスを目標として育成されてきた馬。重賞初挑戦だった前走も着差以上に強い内容で、ポテンシャルは桜花賞出走組と互角以上と言っていいだろう。同じく別路線組のタガノエルピーダも能力は十分。2歳時には牡馬相手の朝日杯FSで好走した素質馬。桜花賞は出走が叶わなかったが、同日に行われた忘れな草賞できっちりと賞金を加算。オークスを目標に切り替え、しっかりと調整されてきている。G1の大舞台でも軽視はできない。桜花賞出走組では、クイーンズウォークの巻き返しに警戒。トビが大きい馬だけに、内枠で窮屈な競馬を強いられた前走は参考外の一戦だ。元々陣営は以前から「オークス向き」と明言しており、府中で行われた2月のクイーンCも圧巻の勝ちっぷりだった。昨年のリバティアイランド同じ騎手、同じ調教師、同じ馬主のトリオで再び戴冠なるか注目だ。(5/13更新)

<出走表>


1枠1番 ミアネーロ
 牝3 55 津村明秀

1枠2番 クイーンズウォーク
 牝3 55 川田将雅

2枠3番 エセルフリーダ
 牝3 55 武藤雅

2枠4番 パレハ
 牝3 55 田辺裕信

3枠5番 コガネノソラ
 牝3 55 石川裕紀

3枠6番 サンセットビュー
 牝3 55 三浦皇成

4枠7番 ステレンボッシュ
 牝3 55 戸崎圭太

4枠8番 ホーエリート
 牝3 55 原優介

5枠9番 ラヴァンダ
 牝3 55 岩田望来

5枠10番 アドマイヤベル
 牝3 55 横山武史

6枠11番 ヴィントシュティレ
 牝3 55 北村宏司

6枠12番 チェルヴィニア
 牝3 55 ルメール

7枠13番 スウィープフィート
 牝3 55 武豊

7枠14番 ライトバック
 牝3 55 坂井瑠星

7枠15番 サフィラ
 牝3 55 松山弘平

8枠16番 ショウナンマヌエラ
 牝3 55 岩田康誠

8枠17番 タガノエルピーダ
 牝3 55 デムーロ

8枠18番 ランスオブクイーン
 牝3 55 横山和生


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