中京第4回2日目 11R
チャンピオンズC
開催日:2023-12-03
条件:サラ系3歳以上オープン(G1)
距離:ダート1800m
<展望>
今年2月のサウジCをパンサラッサが勝ち、3月のドバイWCはウシュバテソーロが優勝。秋のブリーダーズCでもデルマソトガケが2着に入るなど、砂の世界でも日本勢が大活躍した一年だった。今や世界の注目を集めるチャンピオンズC。今年は中京に舞台を移してちょうど10年という節目の年で、例年以上の盛り上がりが期待できる。人気を集めそうなのはレモンポップ。前走のマイルCS南部杯では、ほぼ馬なりで2着以下に2秒0差をつける大楽勝劇。フェブラリーSの時よりも、もう一段階パワーアップしている印象だ。デビューから一貫してワンターンの舞台を使われているため、コーナー4つの1800mは未知の世界だが、力をつけた今なら容易にこなしてしまいそうだ。一方で無敗のセラフィックコールは、ダートでは不利とされる「追い込み」脚質ながら、ここまで圧倒的なパフォーマンスで5連勝。重賞初挑戦となった前走でも、怒涛の追い込みを決めて古馬勢を一蹴。まだ底を見せておらず、G1の舞台でも主役を張れる逸材だ。新興勢力では牝馬のアイコンテーラーも不気味な存在。芝では重賞2着が最高だったが、今夏ダートに転向して覚醒。前走のJBCレディスクラシックも圧巻の強さだった。芝→ダートへの路線変更がハマった感じは、昨年の勝ち馬・ジュンライトボルトを想起させる。骨っぽい牡馬相手でも、能力は通用するだろう。他では、交流G1競走3勝の実力馬メイショウハリオも怖い。今年夏の帝王賞Vなど、国内のダート中距離路線を引っ張ってきた馬。前走のJBCクラシックは4着と奮わなかったが、休み明けで実力を発揮できなかったもの。叩いた今回は違った姿を見せてくれるだろう。(11/27更新)
<出走表>
1枠1番 メイクアリープ
牡4 58 幸英明
2枠2番 メイショウハリオ
牡6 58 浜中俊
2枠3番 ジオグリフ
牡4 58 ビュイッ
3枠4番 テーオーケインズ
牡6 58 松山弘平
3枠5番 ドゥラエレーデ
牡3 57 ムルザバ
4枠6番 グロリアムンディ
牡5 58 ルメール
4枠7番 ウィルソンテソーロ
牡4 58 原優介
5枠8番 アーテルアストレア
牝4 56 横山武史
5枠9番 クラウンプライド
牡4 58 川田将雅
6枠10番 ノットゥルノ
牡4 58 松若風馬
6枠11番 ハギノアレグリアス
牡6 58 岩田望来
7枠12番 セラフィックコール
牡3 57 デムーロ
7枠13番 ケイアイシェルビー
牡5 58 藤懸貴志
8枠14番 アイコンテーラー
牝5 56 モレイラ
8枠15番 レモンポップ
牡5 58 坂井瑠星