中京第6回2日目 11R
チャンピオンズC
開催日:2022-12-04
条件:サラ系3歳以上オープン(G1)
距離:ダート1800m
<展望>
今週のチャンピオンズCは「昨年覇者テーオーケインズVS新興勢力」の構図。王座防衛か、それとも活きの良い3歳&4歳馬の台頭か、初冬の尾張決戦に注目が集まる。テーオーケインズは昨年のこのレースを6馬身差の圧勝。名実ともに日本のダート界のチャンピオンの座に登りつめた。今年はサウジCで世界の壁に跳ね返されたり、帝王賞で執拗なマークにあったりと苦汁をなめたシーンもあったが、秋初戦のJBCクラシックでは横綱相撲で後続を完封。ようやく本来の姿を見せてくれた印象だ。元々このレースが今年の最大目標で「昨年以上の走りを見せられると思う」と陣営のコメントも強気。連覇へ向けて視界は良好だ。そのテーオーケインズにJBCクラシックで2着に食い下がったのは3歳馬クラウンプライド。3月にUAEダービーを勝ち、その後ケンタッキーダービーに出走した異色の国際派だ。アメリカ仕込みのスピードは魅力で、1ハロン距離が短くなるのも歓迎だろう。3歳馬でまだまだ伸びしろが見込めるし、大一番で逆転を狙う。同じ3歳馬では、ジャパンダートダービーを制したノットゥルノも怖い存在だ。秋初戦の日本テレビ盃は7着と奮わなかったが、クラウンプライドよりも1キロ重い斤量だったし、船橋の深い砂も合わなかったのだろう。武豊騎手×金子真人氏のコンビは、このレースをクロフネ、カネヒキリで2勝。中央の軽いダートなら一変があってもおかしくない。4歳馬ではグロリアムンディに注目。デビュー当初は芝を使われていたが、昨年12月にダートに転向後@@@@A着と破竹の快進撃。唯一敗れたアンタレスSも、勝った馬が東京大賞典4連覇中のオメガパフュームなら仕方がないだろう。前走から間隔が開いた点は気がかりだが、未知の魅力に賭けるならこの馬だ。(11/28更新)
<出走表>
1枠1番 グロリアムンディ
牡4 57 ムーア
1枠2番 サンライズホープ
牡5 57 幸英明
2枠3番 ハピ
牡3 56 横山典弘
2枠4番 スマッシングハーツ
牡6 57 鮫島克駿
3枠5番 ジュンライトボルト
牡5 57 石川裕紀
3枠6番 レッドガラン
牡7 57 斎藤新
4枠7番 オーヴェルニュ
牡6 57 ルメール
4枠8番 サンライズノヴァ
牡8 57 松若風馬
5枠9番 ノットゥルノ
牡3 56 武豊
5枠10番 クラウンプライド
牡3 56 福永祐一
6枠11番 バーデンヴァイラー
牡4 57 レーン
6枠12番 テーオーケインズ
牡5 57 松山弘平
7枠13番 シャマル
牡4 57 川田将雅
7枠14番 タガノビューティー
牡5 57 石橋脩
8枠15番 サクラアリュール
牡7 57 酒井学
8枠16番 レッドソルダード
セン4 57 丸山元気