東京第4回8日目 11R
天皇賞(秋)
開催日:2021-10-31
条件:サラ系3歳以上オープン(G1)
距離:芝2000m
<展望>
「1年で最もハイレベルなレースは?」と問われた時、私は必ず「それは天皇賞(秋)」と答える。マイラーと中長距離馬が一同に会する天皇賞(秋)は毎年好メンバーが揃い、歴代の優勝馬もスターホースがズラリと並ぶ。今年も三冠馬を筆頭に実力馬が大挙出走。注目は大阪杯以来となるグランアレグリアとコントレイルの再戦。春の大阪杯はどちらも馬場に泣いた印象で、良馬場での「ガチ勝負」を見てみたい。グランアレグリアは休み明けにとにかく強く、安田記念からの直行ローテはむしろプラス材料。鞍上は天皇賞(秋)を目下3連覇中のルメール騎手、管理するのは天皇賞(秋)6勝を誇る藤沢和雄調教師。最強コンビの手にかかれば、2000m克服も容易だろう。コントレイルは今年2戦での引退を早々と発表。三冠馬のプライドにかけて、休み明けでも無様なレースは許されない。東京コースでは、東スポ杯、ダービーといずれも圧巻の競馬を見せており、血統的にも2000mはドンピシャなはず。「二強」に割って入らんとするのは、若駒エフフォーリア。現3歳世代は全体的にレベルが高いと評判で、スプリンターズSでは14年ぶりに3歳馬がV。世代のトップに君臨するこの馬への期待は大きく、02年シンボリクリスエス以来の3歳馬による天皇賞(秋)Vのシーンも期待できそうだ。その他は春秋連覇がかかるワールドプレミア、決して大崩れしないカレンブーケドールなど実力馬が多数参戦。秋の府中を彩る熱戦を、今年もしっかり見届けたい。(10/25更新)
<出走表>
1枠1番 コントレイル
牡4 58 福永祐一
1枠2番 カデナ
牡7 58 田辺裕信
2枠3番 モズベッロ
牡5 58 池添謙一
2枠4番 ポタジェ
牡4 58 川田将雅
3枠5番 エフフォーリア
牡3 56 横山武史
3枠6番 トーセンスーリヤ
牡6 58 横山和生
4枠7番 ワールドプレミア
牡5 58 岩田康誠
4枠8番 サンレイポケット
牡6 58 鮫島克駿
5枠9番 グランアレグリア
牝5 56 ルメール
5枠10番 カイザーミノル
牡5 58 横山典弘
6枠11番 ムイトオブリガード
牡7 58 柴田善臣
6枠12番 ラストドラフト
牡5 58 三浦皇成
7枠13番 ペルシアンナイト
牡7 58 大野拓弥
7枠14番 カレンブーケドール
牝5 56 戸崎圭太
8枠15番 ヒシイグアス
牡5 58 松山弘平
8枠16番 ユーキャンスマイル
牡6 58 藤岡佑介
追い切り情報