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美浦村の取材日記

3月は新旧が入れ替わる時期

中央競馬では2月いっぱいで定年の調教師が辞め、3月からは競馬学校を卒業したばかりの新人騎手と、新規調教師がデビューする。水曜の午後には、スポーツ紙や専門紙の記者と同じ時間帯に、坊主頭で初々しい表情の新人騎手が各厩舎へ挨拶回りをしていた。
土曜中山1Rのアイヅリュウコは、元々手前を替えるのが下手なタイプ。左回りの東京で手前を替えず、直線では内にモタれて伸びず僅差3着に終わった。「手前の関係で右回りの中山に替わるにはプラスだし、引き続き体調は良いので最後まで集中して走れば今度は違うはず」と小笠厩舎の椎名厩務員は明るい表情を見せていた。また、和田雄厩舎の林助手は、日曜中山7Rのサミットプッシュについて「左回りの中京より、右回りの中山の方が良いタイプ。体質がしっかりして、体が減らなくなったのも良い傾向」と話していた。

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