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美浦村の取材日記

新馬戦で狙いたいあの産駒

早いものでもう有馬記念。キタサンブラックが引退するだけに、いつも以上に盛り上がりそうですが、今年から有馬記念が終わった後も28日にホープフルSが行われます。この開催については正直色々と思うところはあるのですが、とある調教師の方がコラムで述べていた「そこにレースがある限り、馬を出走して盛り上げなければならない。しっかりと馬を仕上げて勝利を目指すだけ」という精神を見習って、私も読者の方に少しでも貢献できるように一つ一つの取材を丁寧にこなしていきたいと思います。ただ、有馬記念の後に直接美浦に入らなければならないので、その交通ルートについては、いまだにどうしようか考え中でございます(苦笑)
今週の推奨馬は、今年も公私ともどもお世話になった高市厩舎から。日曜中山5Rに出走するシングンオフビートは、高市厩舎でおなじみシングンオペラ産駒。担当もシングンジョーカー、シングンレジェンドなどを手がけてきた津曲助手です。「シングンオペラの仔にしては、距離があって良いタイプかも。ブシ(武士沢騎手)にここ2週乗ってもらったけど、感触は悪くなかったみたいだよ」「女馬みたいな性格なんで、パドックが取捨のポイントかな。馬体から湯気が出るような発汗までいかなければ力は出せると思う」とのことでした。シングンオペラ産駒は、新馬戦で8頭中5頭が馬券圏内と新馬戦で狙いたい血統です。日曜中山6Rはメイプルケプラーを。濱嶋助手は「脚元を考慮して、前回と同じ坂路とプール主体の調整だけど、脚元が固まった今回は負荷のかけ方が違うからね。息保ちが違うはずだし、脚元を思えば一戦一戦が勝負。ポテンシャル的に500万なら十分通用するよ」と久々ながらも強気。この2頭で有馬記念の資金を作りたいと思っています。

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