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美浦村の取材日記

時々、穴をあける池上和厩舎に期待

池上和師は早稲田大学の理工学部出身らしく、馬具を換えたり調教を色々と工夫して出走態勢を整える頭脳派の調教師だ。
日曜京都9R・もみじSのセイウンスパイは、芝を求めて京都へ遠征。「新馬戦はクビ差で勝ったけど、ステッキ一発入れただけで、着差以上の評価ができる。輸送は問題ないタイプで、芝でも前々で運べれば面白い」と師。土曜新潟10R・瓢湖特別はヴィガーエッジとシャインブライトの2頭出し。シャインは「函館では状態が落ちた時に使ってしまった。一旦、放牧で立て直して、今までの休み明けの中では一番状態が良い。毎回一生懸命走るので、うまく展開が噛み合えばもっとやれても…」と体調の良さをアピールしていた。ヴィガーの方は「少しじり脚なところがあるので、距離を延ばしてみます。平坦で直線の長いコースは合っていると思うので、意外とこっちの方が走るかも」と、師は柔和な笑顔で語っていた。

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